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2022/08/31

教えます!円満な退職の伝え方

転職を考えた時、、理由は様々あるにせよ、退職の意志を上司に伝えるのは心苦しいものです。例え施設側に理由(人間関係や会社への不信など)がある場合でも、1人ぐらいは味方になってくれて自分を応援してくれているものだと思います。なので、なおさらの事お互いしこりが残るような辞め方はしないよう心がけましょう。

 

退職を伝えられる相手側も、簡単に受け止める事はできない事なので退職を伝える際に一定の配慮が伴っていないと、トラブルに発展してしまいがちです。無用なトラブルを避けるためにも、退職を伝える際に気を付けておくべきポイントを確認しておきましょう。

 

・遅くとも退職を予定する日の1ヶ月前には伝える

これは基本中の基本です。後任への引継ぎなどなるべく迷惑をかけないようにしましょう。

 

・直属の上司に口頭で伝える

変に指揮系統を無視して、上司のさらに上の役職者や人事部に先に伝えてしまうと、直属の上司に何か問題があるのではと思われかねません。

 

まずは直属の上司にアポを取って2人きりで話す時間を作り、他の人には聞こえないような落ち着いて話せる場所を選びましょう。

 

・引き止めにくい退職理由を伝える

「今とは違う業界に行きたい」「キャリアプランを考えた時、新たな分野で挑戦したい」など、現職では実現できない前向きな事を理由にするのは定番です。

 

逆に、「給料に不満がある」「残業が多いから」などと待遇面を理由にしてしまうと、「改善するから」と引き止められやすくなってしまいます。会社にとって引き止めるのが難しいと感じる理由をしっかり考え、準備しておきましょう。

 

・ネガティブな退職理由は伝えない

退職理由が会社への不満や人間関係に関することなどネガティブなものであったとしても、その後退社日までの間、ギスギスした雰囲気の中で過ごさなければならなくなります。ネガティブな理由を正直に伝えるメリットはありませんので、建前を上手く活用していきましょう。

 

・必ず退職希望日も合わせて伝える

万が一、引き継ぎや手続きに時間がかかってしまった場合、具体的な退職日を明らかにしていないと、退職日を後ろ倒しにされてしまうかもしれません。必ず退職の意向を伝える段階で、退職希望日も明確に伝え、上司と相談するようにしましょう。

 

・メールや文書では伝えない

法律的には問題ないものの、社会人としてのマナー的にはいささか疑問の残る対応だといえます。上司にアポを取る段階ではメールでの調整でも可能ですが、実際に退職を申し出る際は、メールではなく必ず口頭で伝えましょう。

 

例えば、こんな理由☆

様々な介護に対応出来るよう上を目指したいので、違う施設形態に就きたいと考えております。

前から興味のあった病棟勤務をしてみたいと考えているため、退職を決意しました。

体調不良の場合は、診断書や症状をしっかりと伝える事。(ですが、その際は、次の職場では自己の体調管理にも気を抜かず、しっかりと仕事に取り組んでいきたいと思います。などと口添えすると良いです。)

入職前に抱いていた業務のイメージと入職後のイメージに相違があり、勝手ながら決断しました。(会社の悪口を言う事は避け、イメージと違ったと伝えると良いです。)

最後に、一番大事なのは、【退職はできるだけ就業先のルールを守る】法律に反していない限り、あくまでも退職するまではその会社の一員である事は忘れないでください。

 

トラブルや辞めにくい、伝えられない、手続きがうまくいかない等のお悩みも、ベテランアドバイザーがアドバイスしますのでぜひご相談ください!(^^)!