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2022/02/17

看護師の勤務時間⭐2交代制と3交代制、自分に合うのは❔❔

夜勤ナースの、勤務体制について

看護師の勤務時間や勤務体制(シフト)は病院や施設によって、それぞれ違いますので、他の病院はどのようになっているのか気になりますよね。また、看護師の方の中には、「夜勤が体力的につらくなったので、働く勤務時間を変えたい」とお考えになる方も多いようです。

病棟で働く看護師の一般的な勤務時間、勤務スケジュールを2交替制・3交替制ごとに説明していきます。転職を考えている方や、今の自分の職場と比較してみましょう✿

こちらは一般的な勤務体制のモデルになります。

●2交代制  
日勤 8:00~17:00(休憩1h)
夜勤 16:30~9:00(休憩2~3h)

 

●3交代制
日勤 8:00~16:30(休憩0.5h)
準夜勤 16:00~24:30(休憩0.5h)
夜勤 24:00~8:30(休憩0.5h)

 

●2交代制の勤務パターン

2交代制は、夜勤明けの休みを2日連続で取ることができるのが特徴です。夜勤で長時間働くため、そのあとの休みで身体を回復させる必要があるためです。月の平均夜勤回数は約4回となっている病院が多く、3交替制と比較して夜勤回数は少なくなります。

●メリット・デメリットは?

メリットは、生活のリズムが取りやすくなることがあげられます。夜勤で長時間働いた後は、翌日に休みが取れます。

デメリットとしては、夜勤が長時間になるため、「身体への負担が大きくなること」「長時間労働で集中力を維持するのが大変なこと」などがあげられます。2~3時間の休憩で、しっかり仮眠が取れる方・どこでも寝られる方はこちらの方が働きやすく感じます。

●3交代制の勤務パターン

メリットは、準夜勤・深夜勤それぞれの勤務時間が短くなることが大きいでしょう。長時間の夜勤がないため、その分、肉体的な疲労回復は早くなり、精神的な負担は少なくなると言われています。

●メリット・デメリットは?

デメリットは、夜勤明けの休みが2交替に比べると短いこと、勤務パターンが複雑になるため生活リズムを整えにくいことがあげられます。また、勤務の間に休みを取りづらくなる事もあげられますね。

勤務回数も増えるため、通勤時間が長くかかる人にとっては通勤に要する時間が多くなります。また、1週間のうち6日間は職場に居ることになるため、公私をしっかり分けたい方には不向きかもしれません。

事前にしっかり勤務体制を確認し、自分に合った働きかたを⭐

現在は2交代制と3交代制を組み合わせた所も多いようですが、入職前にしっかりチェックする事が大事です。夜勤や交替制勤務は、人間の生体リズムに合っていない働き方のため、看護師の心身への負担が大きいことは明らかです。しかし、病棟で働く常勤看護師は、交替勤務は避けられませんし、勤務時間は選べませんよね。

そのため、交替勤務をしながらも、生活リズムを崩さずに「健康的に仕事をする」「プライベートも充実させる」ということが大切です。人それぞれ、合う勤務時間や勤務体制が違いますので、そこをいち早く理解し自分に合った病院を選ぶことが充実した看護師ライフにつながります❣❣