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2022/09/07

介護施設の看護師⭐気になるけど役割は違うの❔❔

介護施設の看護師は、介護スタッフと協力して入居者の身体介護をしたり、医療や看護の立場から健康管理や医療行為を行ったりと、利用者の生活を多方面からサポートする役割を担います。看護師の約7割が勤務する病院看護師とは、役割や業務内容、働き方は大きく異なります。  介護施設で働く看護師の業務内容やメリット・デメリット、病院看護師との違いについてご紹介します。

 

介護施設ってどんなところ??

介護施設では、介護士と看護師が連携しながら入居者のサポートを行います。介護士は入居者の生活全般をサポートするのが主な仕事ですが、看護師は医療従事者としての立場から健康を守ることが求められています。そして、そこで働く看護師は、施設入居者の健康管理や医療行為を行います。

例えば、医師が常駐しない介護施設の場合、入居者の容体が急変した際には、看護師が応急処置、救急隊員や医師への引き継ぎの役割を担います。医療的な判断を任せられるケースも多く、その仕事には大きな責任を伴います。

 

主に看護師が配属される介護施設は、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・デイサービスがあります。

 

病院ではやらない業務は??

●「健康管理」に関する業務

歯ブラシや綿棒を使って口腔ケアをする

爪切りや爪やすりを使って爪を整える

●「療養」に関する業務

患者さんのメンタルケアなど、病院に比べて多くなる事があります。

●医師の指導のもとで行う「医療業務」

こちらは病院での業務とほとんど変わりありません。

 

介護施設勤務に向いている人はどんな人?

介護施設では、適切な健康チェックやアドバイスを行うために、高齢者を中心とした利用者の生活や健康状態などをしっかりと観察する必要があります。そのため、交流を楽しめる人やコミュニケーション能力が高い人、長いスパンのなかで信頼関係をじっくりと築いていける人に向いています。   

また、介護施設は残業が少なく、夜勤のない勤務形態も多々みられます。子育てや介護、趣味などプライベートとの両立がしやすいため、ワークライフバランスを重視した働き方をしたい人にも向いているでしょう。

 

一番のメリットは、働きやすさ♪

病院看護師に比べると身体的な負担も少ないため、仕事と家庭を両立したい看護師、結婚や出産などでブランクが空いた看護師に向いている職場といえます。高齢化社会が進む中、介護施設の看護師のニーズはこれからますます増えるでしょう。