2022/10/08
兵庫県が結ぶ【地域見守りネットワーク応援協定】とは?
地域高齢者の見守り活動に協力
兵庫県では、一人暮らし高齢者世帯などの孤独死が社会問題となる中で、見守り活動や緊急事態への早期対応が課題となっています。このため、兵庫県では、各家庭を訪問し異変を発見する可能性のあるライフライン企業等民間事業者と見守りに関する協定を締結し、市町が取り組む見守り事業を支援しています。それが「地域見守りネットワーク応援協定」です。
地元の取り組みとして、看護師さんなら耳に入れておきたい事業ですのでご説明していきます♪
見守り活動や緊急事態への早期対応の課題を解決
県、県社会福祉協議会ならびに県民生委員児童委員連合会は民間事業者との間で協定を締結し、市町が取り組む見守り活動のスムーズな実施をサポート。県社会福祉協議会は、「ストップ・ザ・無縁社会」全県キャンペーンと連動した事業者や県民へのPR等を、県民生委員児童委員連合会では通報のあった要援護者の安否確認、フォロー等を実施します。一方、協定に参加する事業者等は、県内の各事業所等に対してこの協定の趣旨を通知するとともに、地域における見守り活動、具体的には訪問した家庭の緊急事態を発見した際の、消防、警察、市町への通報等を行います。一人暮らし高齢者世帯等では孤独死が発生するケースがあり社会問題化している状況です。しかし県や自治体だけで高齢者を見守り続けるには限界があるため、県では、各家庭を訪問し異変を発見する可能性のあるライフライン企業等を引き続き募集しています。
こうして地域が一丸となって何重にもチェックする体制があると、みんなが安心して暮らせますよね♪
これからの高齢化社会、福祉施設に限らず地域みんなで見守りをしていく時代になってほしいです